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陰―元親
  あ、気が付きやしたね、アニキ。ぼんやりした顔して、ここがどこかわかってますかい? 船底です、船底。やぁ、アニキをここまで運んで縛るのは、えらく骨が折れましたよ。なんせ誰にもバレちゃならねぇんですから。
「なんで、お前…………」
 そんな目を丸くして――――安心してください。アニキを裏切ろうなんてェ気持ちは、これっぽっちもありやせんぜ。ただちょっと、アニキに惚れすぎちまっただけなんスよ。アニキを見てると、たまんなくなるんス。疼くっつうか、なんつうか。
「あのよ、よく解んねぇんだが――――恨んでるとか裏切ろうってんじゃ無ぇんなら、なんで船底で縛られなきゃなんねぇんだ」
 だから、言ったじゃねぇっスか。疼くって――――ここが、疼くんスよ。
「っ! おいっ…………」
 はは、アニキそんな慌てねぇで下さい。ちょっくら服の上から触っただけじゃねぇですか。こんだけで、そんな慌てられちゃあ大変だな。
「こんだけって、何をするつもりなんでぇ」
 何って、予想つかねぇですかい。誰も寄り付かない夜中の船底で、ろうそくだけを使っての密会といやぁ、一つしか無ぇっスよ。
「――――いや、わかんねぇんだけどよ」
 アニキ、もしかしてこういうことに疎いんスか。まあ、密会っても一方的だしアニキ鎖で縛られてるし、艶っぽい話だとは思わねぇかもしれねぇスね。
「は? 艶っぽい話ってな、なんでぇ」
 アニキに惚れきっちまった可哀想なヤローが、かなわなくとも無謀ながらに決意して、アニキと色っぽいことをしようと企んだって事でさぁ。
「はあぁ?」
 んな顔しねぇで下さいよ、せっかくの雰囲気も台無しになっちまう。安心してくださいよ、ちゃあんと唇奪ったりするような事はしねぇスから。それはアニキが心底惚れた相手にだけっつう事で、俺は我慢しやす。その代わりと言っちゃあなんですが、アニキをオカズに出来るくれぇの思い出をいただきやすぜ。
「ちょっとまて、さっぱり意味がわからねぇ」
 これから、よく解るようになりやす。ああ、しかしアニキの胸は、えらく可愛い色してんなァ…………こうして弄られたことは、無ぇんですかい。
「あっ、おいコラ何っ…………こそばゆいだろうが」
 こそばゆいだけっスか。じゃあ、こうやって吸われたら――――
「っ…………オイ、ちょ――――」
 アニキ、肌が小さく震えてますぜ。もしかして、ココ弱いとかあるんスか。蕾がぷっくりしてきやしたぜ。
「んぅ、何考えてんだッ――――ふっ」
 感度いいんスね、アニキ。触って無いほうも、こんなに固くして…………つまんで欲しそうに震えさせて――――
「んンッ――――やめ、オイ」
 無理っス。こんなにアニキが可愛い反応するなんて知ったら、もっともっとしたくなるってモンですよ。自分で作った据え膳を食わねぇなんて、男じゃ無ぇや。
「何ワケ解んねぇ事ばっか――――あっ、ぁ…………ぅふっ、ン」
 可愛い声出すんスね、アニキ最高っス。たまんねぇ。
「んぁっ、やめ、やめねぇか――――ァア」
 やめらんねっス。アニキだって、まんざらでも無ぇんでしょ。こんなに固くして震わせて、つまんで弄って欲しいって言ってるようなもんじゃねぇですか。
「知らっ……ぅあ、痛ッ」
 あっと、すいやせんアニキ。つい、調子ン乗っちまった。強く潰したもんだから、赤くなっちまいましたね。痛そうで、申し訳ねぇから優しくねぶりやす。
「ぁ、うン――――や、それやめっ」
 ンな、色っぽい唇で言われても、もっとしてってねだってるようにしか思えねぇス。やっべ、マジたまんねぇアニキ。俺もうギンギンっスよ。アニキは――――服の上からでもわかるくれぇじゃねぇっスか。
「っ、触ン――ァ……」
 カチコチっスねぇ…………そんな弱いンすか、たまんねぇ、最高っスよ。
「も、いいかげんにっ…………はンッ」
 いいかげんにって、アニキ、いい加減なんて適当は出来ねぇけど、良い加減になら出来る自信はありやすぜ。
「何ちょっと上手い事言っ…………く、ぁ」
 アニキのお宝は、ナリは立派っスけどウブな色してんスねぇ。反応も、すげぇウブっつうか、なんつうか…………傘ンとこ掻いただけでビクンビクンさせちまって、弄りがいがあるってもんだ。
「バカな事言ってねぇで、もうやめねぇか――――ァ、ひぅン」
 やめちまったら、キツいのはアニキですぜ。カチコチのギンギンで、ヨダレたらしてんのにほったらかしにしたら大変スよ。それに、俺ァこんなの見せられて堪えられるような我慢強さは持ち合わせて無ぇンです。弄りたくてたまんなくて、もうどうやっちまおうかって考えるだけでイキそうっつか、なんつうか…………ほら、アニキ。俺のもアニキに負けねぇくれぇカチコチんなっちまった。並べて比べりゃ、よくわかる。
「っ…………やめっ」
 おっと、ぶつかっちまっただけでも感じるくれぇ高ぶってンのに、やめろなんて言えるなんざぁ、アニキはすげぇな。俺ならヒイヒイ言いながら、腰振っちまう。――――並べて見たら、本気アニキのはウブな色してんなって、よくわかりやすねぇ…………あんま使いこんでねぇつうか、なんつうか。
「は、ぁあアアア」
 擦り上げただけで、そんな声出されたらゾクゾクしちまう。どうせならアニキと俺のくつつけて、一緒に吐き出しちまおうか――――
「ふっ、うんンッ――――ァ」
 アニキがすっげぇ熱いの、感じまくれてイイっス…………アニキも、俺がすげぇの解んじゃねっスか。もっともっとギュウギュウにくっつけて、アニキを感じてぇっス。ほら、こうやって両方を一緒くたに握って擦って――
「んあぁああッ――はぅ、く」
 ああ、アニキ。先が擦れ合うのがスゲェ感じるっ……アニキも、そうなんスねっ。すげえ、ヌルヌルんなってきて、キモチイ――ッ!
「は、ぁああン――――ぁヒッ、や、あぁめッ」
 ああ、アニキすっげぇヤラシィ顔してんの――たまんねェ。ああっ、アニキ、アニキッ…………すっげ、イイ――――腰揺らして、もっと……もっと、アニキ!
「かはっ――ぁふっ、い、ぁアアァ」
 先っぽ引っかかれると、イイんスね。もっと、ほらもっと声出して、ヌルヌルになって欲しいッス――――んっ。
「はぐぅ、ッ――――!」
 すげぇなぁ、アニキ。ヌチャヌチャにして、腰振ってんのにウブな色とか信じらんねぇ。もっと先っぽ、くっつけて捏ね回して引っ掻いて腰絡めて溶かしてぇよ。
「ヒ、くぅんッ――――やめっ、ら、ふあァ」
 そんな声、聞けるなんてたまんねぇっ――――も、俺ガマンできねぇよ、アニキ、アニキもこんなにドロドロにして、限界っしょ。一緒に、ホラッ――く、ぅうッ!
「あっ、ぁあぁああああああああ――――ッ!」
 すげぇ、アニキッ――こんな弾けて、噴出して――――なんて、あぁ、なんて顔して…………。
 アニキ、鬼すげぇよ――――もうずっと、一生アンタについていくから―――― 


2009/09/03



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