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絶倫☆金吾に乱されて3
 伝説の食材を追い求め、あこがれの片倉小十郎農園へたどり着いた小早川秀秋――通称金吾は、片倉小十郎の畑講座を受けていた。
「土が旨い畑の野菜は、十分な甘みを蓄えてみずみずしい」
 手近なネギを引き抜いて、そのまま食べてみろと金吾に渡す。
「わぁ……いただきます」
 かぶりついた金吾は目を見張り、無言でそれを平らげて
「はぁあ、流石は伝説の食材だぁあ」
 うっとりとしながら、目の前に広がる作物の絨毯によだれを垂らした。
「ナスも、食ってみるか」
「うんっ!」
 全身で喜びと期待を表す金吾に、小十郎のまなじりが下がる。茄子畑へ移動しながら
「土が美味しいと、野菜も美味しいってことは……ここの土は、食べられるの?」
 金吾の質問に
「ああ……食べる、というか土地が肥えているかどうかを、舌で確認する者もいるらしいな」
「ふぅうん」
 金吾の目が、土を食べ物と認識して捉える。
「まあ、実際は舌の上で香りや何やらを確かめているだけで、飲み込んじゃあいねぇがな」
 少し考えてから
「良い土を育てられる人が、良い野菜を育てられるって言うこと?」
「まあ、そうなるか……だが、良い土だけじゃあ、良い野菜は育たねぇ。人の手と愛情があってこそ、だ」
 そっかぁ、と小十郎の言葉を受け止めた金吾は、ぼんやりと考える。美味しい野菜を作るためには、美味しい土が必要で、美味しい土を作るには、それを作れる人が不可欠で、美味しい野菜を作るためには、手間暇をかけられる野菜を愛している人が必要で…………美味しい野菜を作る人は、美味しい人ということ、なんだろうか。
 妙な具合に結論の出た思考をめぐらせる金吾は、良い具合のナスを見つけてしゃがんだ小十郎に気付かぬまま、つまづいた。
「うわぁあっ」
「ッ!」
 そのまま体勢を崩した金吾を受け止めようと振り向くが、ぽっちゃりとした金吾の重さに背負ったままの鍋の重みも加わり、踏ん張ることの出来ぬ体制だった小十郎を下敷きにしてしまう。幸い、土は柔らかく二人を包み込み
「はぁ……大丈夫か、小早川」
「うう、ごめんなさぁあい」
 怪我も無く、茄子畑の間に沈み込んだ。
 ふわ、と土の香りが鼻孔をくすぐる。
「わぁ、いい香り」
 土の香りと、みずみずしい作物の香りが体を包み込んでくる。
「これが、旨い野菜を作るために必要な、良い土の香りだ」
 静かな小十郎の声に、先ほどの妙な思考が蘇った。
「ということは、小十郎さんも美味しい土みたいに、美味しい人ってこと?」
 小首をかしげた金吾に、少し目を開いてから笑みを浮かべ
「よくわからねぇ理屈だが、そういうことになるのかもな」
 穏やかに応えたことを、すぐに公開することになった。
 きら、と目を輝かせた金吾が、口を開いて小十郎の首筋に噛みつく。
「うっ……何だ」
「はむぅ、はむぅ……ん〜?」
 首をかしげた金吾は思い出す。前に、長曾我部元親と新鮮な魚介類を同時に味わったことを。
「そうだ!」
 思いついたと同時に、鍋を下して背負うために使っていた縄で小十郎の腕を縛り上げ、野良着を乱し
「ん〜」
 ちゅうちゅうと、胸乳に吸い付きながら下帯を探り陰茎を掴んだ。
「ッ! 何を……くっ、やめねぇか」
 まさかに金吾が暴挙に出るなどと、夢にも思わなかった小十郎はあっさりと縛られ急所を掴まれ
「ふ、ぅ、ううっ」
 さまざまな美食を堪能してきた金吾の舌に――様々な食材を鍋具材へと調理してきた指の巧みな動きに、瞬く間に欲を呼び起こされる。
「ふっ、く、こん、な……やめ、ねぇか、あ、ああ」
「はぁ……小十郎さんの肌、弾力があって土の香りがして、舌触り最高だよぉ」
「ひっ、ぁ、やめっ、ぁ、こば、やかわぁ」
 快楽にわななく肌を堪えるため、体をこわばらせる。手に持っていたままの茄子を握りつぶしてしまった小十郎に
「ああ、もったいない」
 つぶやいた金吾が
「野菜の水分が、いっぱいあふれてて、すごいね小十郎さん」
 にこりとして
「小十郎さんの野菜も、とろとろの蜜をこぼしているよ。野菜と一緒だね」
 両足を抱え、ぱくりと陰茎を咥えた。
「ひぁ、あっ、やめっ、こば、ぁ、こばやかわっ、あ、ああ」
 じゅるじゅると吸い上げながら、うねる舌が、上あごが陰茎を責めたてる。強風に煽られる作物のように、なすすべなく翻弄される小十郎の陰茎は、これ以上ないほど膨らみきり、先走りを溢れさせ続けている。
「んふっ、んっ、じゅるっ、はぁ、すごい濃厚……いっぱい溢れてるよぉ」
「ふぁ、あ、もぉ、やめっ、ぁ、ああっ」
「こっちの、丸いほうも……あむっ」
「ひっ」
 袋を吸われ、舐られて小十郎の陰茎が限界を迎えて血管を浮かせ、びくんびくんと跳ね回る。先端を指先でくるくると弄びながら
「ああ、あふれ出て、勿体ないなぁ」
 金吾は、手ごろな茄子の茎を手折り、鈴口に突き立てて蓋をした。
「ひぎっ、ぁ、ああ、ぉ、くぁ、あふ、ぉ」
 射精どころか、先走りをあふれさせることも止められ、逆流してくる欲液が血液を通して小十郎の隅々にまでいきわたる。
「ぁ、ああおっ、うひっ、ぃあ、あぉ、ぉお、ぅふっ」
「小十郎さんの蜜で、茄子の茎は育つかなぁ?」
「ひっ、ぃいい、ぐりぐりっ、ぁ、そん、ぁ、とこ、ろぉおおっ」
 差し込んだ茎を捩じりながら抜き差ししつつ、根元と袋を吸い上げる。その舌を動かして
「はぁ……片倉さん…………美味しい食材を作る人に、美味しい料理を作る僕の味も、知ってもらわなきゃねぇ」
 熱い吐息を漏らしながら、秘孔を解し始めた。
「ぃひっ、ぁ、あ、ひっ、ぁううっ、んあ、あ、お、ぉおおっ」
 たっぷりと唾液を垂らしながら入口を解し、柔らかく丸い指を突き入れて解す。
「もうちょっと、濡れたほうがいいかな?」
 手近な茄子をもいだ金吾は、それを小さくかじって欠片にし、唾液と共に秘孔に押し込んだ。
「ぁ、は、ぁあう、ぁおっ、ぁ、ふぁおお」
「美味しい? 小十郎さんの茄子だよ……ふふ、もっと食べたいって言っているみたいに、くちゃくちゃ音を立ててる」
「ぁ、あああっ、こ、ばやかっ、わ、ぁああっ」
 堰き止められた小十郎の陰茎は、限界を迎えようとしていた。それを見て
「わぁ、立派だなぁ」
 うれしげに言った金吾が、猛る陰茎を取り出し
「ほら、僕のも立派でしょ? 小十郎さんの茄子みたいな形」
 小十郎に見せて、秘孔にあてがった。
「たっぷり、召し上がれ」
「がっ、ぁ、あぎっ、ぃあ、ああぉおおっ」
 顎をのけぞらせ、小十郎が吼える。ずぶずぶと押し込まれる金吾の陰茎が先に呑まされた茄子のかけらとともに内壁を擦り
「ぃ、ぁあ、も、ぉあ、ぁああ」
 達せられぬ苦しみに、小十郎の理性が焼切れた。
「は、ぁ……すごぃ、ぁ、小十郎さぁあん…………きゅうきゅうして、うねうねして……きもちいいよぉ」
 自分の望むままに腰を打ち振る金吾が、もげそうに凝った小十郎の乳首を見つけて舌を絡める。
「はむぅ、ふんっ、ちゅるっ、ん」
「ぁひっ、ぁ、あ、ぁあ、も、ぁああっ、い、イカせてくれぇえ」
 その声に応えるように、金吾の指が小十郎の陰茎を擦りあげる。
「はひっ、ぁ、あぁふっ、ぁあおっ、ぉお」
 体の芯から震える小十郎の陰茎には、金吾が植えた茄子の茎が突き立てられたままで
「は、ぁあっ、抜いてッ、くれ、ぇああ」
 首を振り、髪を乱して涙を流しながら懇願する。
「はぁ、小十郎さん……すっごく可愛い…………ね、僕の茄子、美味しい? ねぇ」
 ぐちぐちと、金吾が乱す箇所から淫らな音があふれ出る。
「ぁ、ああっ、いい……おいしっ、ぁ、茄子っ、は、ぁああ、おいひぃっ」
「本当? 良かったぁ……んっ、ぁ、もっと、いっぱい食べてねっ」
「ひぁあおっ、あ、あぉおっ」
 勢いづいた金吾が、さらに速度を速めて
「く、ぅう」
「ぁひっ、ぁ、あおぉおおおぅ」
 小十郎の中で弾ける。その衝撃に、放てぬ小十郎は空虚な射精を行った。
「はぁ……はぁあ…………」
 ぶるぶると震え、よだれを垂らして焦点の合わぬ目を空に向ける小十郎の陰茎は、はちきれんばかりに膨らんでいる。それを、射精の余韻に浸りながら、金吾はいつくしむように撫でた。
「ふぁ、あ、あふぅう」
 鼻にかかった声を上げる小十郎に
「小十郎さん……まだまだ僕のを食べたりないの? すごい絡み付いてきてるよ」
 恍惚として言いながら、突き立てた茄子の茎を捩じった。
「ひぎっ、い、ぁ、ああ」
「もっともっと、大きく育ててから、収穫してあげるね」
「や、ぁ……育ちすぎた、野菜は、ぁあ……はっ、ぁ、大味で、ぁ、あぁ」
 無意識化で答える小十郎に
「ふうん……じゃあ、もう抜いてあげた方がいいかな。僕の茄子も、もっともっと味わってほしいしね」
 再び腰を動かしながら、茄子の茎を抜いた。
「あはぁああおぉおおッ!」
 突き上げられながら、勢いよく蜜をまき散らす小十郎に
「ああっ、すごい……さっきよりも締め付けてくるよぉおッ」
 捩じるように腰を動かしながら、陰茎を掴み擦りあげる。
「はっ、はぁおおっ、ぁ、ああ、ひっ、ぃあ」
「はぁ、んっ……小十郎さん……ふっ、美味しい? ね、僕の、美味しい?」
「ぁ、ああッ、おいひぃッ、ぁ、はぁあおっ、おおっ、おいひぃいいいいいッ!」
「ふふ……もっともっと、お腹がはち切れるくらい食べさせてあげるねぇ」
「はぁあっ、らめぇああっ、こわれっ、こわりぇりゅぅうっ、と、止まりゃにゃえあぁああっ」
 土と野菜の香りに包まれながら、果汁をまき散らし続ける小十郎は、これ以上ないほど金吾に調理され、食べ尽くされた。

 収穫した野菜は、しっかり洗っておかないと。ということで、意識を失った小十郎を担いだ金吾は、用水路で小十郎の体を洗い納屋へ運んだ。そうして積み上げられた藁の上へ寝かせ、自分は鍋の支度にかかる。片倉印の新鮮な野菜をふんだんに使った鍋は、香りだけで人の足を止めさせ、出来上がるころには相伴に預かる気満々の里の者や兵士らが多数集まっていた。
「鍋は、皆で食べたほうが美味しいしねぇ」
 そうして皆で味わっている所に、目が覚めた小十郎が現れる。集まった人々が口々に、小十郎の野菜の味と金吾の料理の腕前をほめるのに、笑みを浮かべながらご機嫌で鍋を食べつつ作る金吾の傍に寄る。
「あ、小十郎さん」
 椀によそって差し出してくる金吾の、子どものような笑顔を見つめ、少し迷ってから受け取った小十郎は口をつけ
「旨い、な」
 ほう、と息を吐いた。
「小十郎さんの野菜あってこその、味だよぅ」
 うきうきとしている金吾の横顔に、そっと顔を寄せた小十郎は
「テメェの茄子の味も……また、たっぷりと味わわせてもらいてぇんだがな」
 低く、艶めいたことを言う。
 目を瞬かせた金吾は、目元に淫蕩を滲ませている小十郎に
「もちろん! たっぷり、めしあがれ」
 満面の笑みで答えた。
 金吾の絶倫紀行の餌食はこれで三人目――はてさて、次に金吾の美食の対象となる者は…………

2012/09/13



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