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イッてみよう! ヤッてみよう!

 夜の虫が鳴いている陣屋。月を見上げながら伊達軍兵士の数人が円になり、眠れぬ夜を語り合っていた。
「帰ったら、たっぷりと酒を食らって眠りてぇなぁ」
「俺ァ、やっぱり女だな! 女! 溜りに溜まったモンを、こう、パァっと派手に出してヨォ」
「あぁん、濃いのォ、すごおぉい」
「よせやい気持ち悪い」
 げらげらとひとしきり笑った後
「見目の良い奴がいれば、実際にするわけじゃなくても、慰みになるんだけどよォ」
「こう、むさくるしいのばっかじゃあなぁ」
「まさか、筆頭をオカズに、なんて出来ねぇしな」
 冗談のつもりで言った男に、全員の視線が集まった。
「お、おい……なんだよ。冗談だって」
「ああ、いや……うん。そうなんだけどよ」
「――俺、実は筆頭でヌいた事、あんだよな」
「えっ!」
「なんだよ。悪ィかよ」
「いや、俺も」
 照れくさそうに頭を掻いた男に
「わかるぜぇ。なんつうか、艶っぽいんだよなぁ」
 そこから、唇がどうのだ、首筋がどうのだ、視線がどうだという話になり
「そういやぁ、俺……戦利品で妙なモンを手に入れたんだよな」
 腰につけていた大きなヒョウタンを皆に見せた男が
「愛の蜜だとかなんだとか言ってよォ、河童みてぇな坊さんがくれたんだよな。なんでも、たちどころに相手が自分を欲してしまう酒らしいんだが」
「たちどころに――」
「欲する……」
「愛の蜜?」
 ごきゅ、と喉を鳴らした男たちが
「は、はは――ンな都合の良いモンがあるわきゃ無ぇだろう」
「そうそう。そんなモンがあったら、ヤりたい放題だっての!」
「でも……」
「ああ――」
「まぁ、ネタとして」
「だな」
 全員が視線を交し合い、卑猥な期待を押し隠した顔で、誰からともなく筆頭――伊達政宗の居る場所へ差し入れとして持っていこうと言い出し、そういうことになった。
 そっと伊達政宗の居る幔幕の傍へ行き、見張りの男に声をかけ
「筆頭だけか?」
 鬼よち怖い軍師、片倉小十郎が傍にいないことを確認すると
「酒を手に入れたから、筆頭に差し入れようと思ってな」
 俺たちがいるから、少し仮眠を取れよと見張りの兵士たちを追いやり、まだ起きていた政宗に
「筆頭。実は、妙な酒を手に入れたんで、良かったら」
 ヒョウタンを捧げ持って入れば
「一足早い、凱旋の祝杯ってぇ所か」
 きらりと面白そうに目を光らせた政宗が
「A lie or the truth――試してみようじゃねぇか」
 竹の杯を手に、注げと示した。ヒョウタンの栓を開ければ、ほのかに甘い香りが漂う。
「西洋の果実酒みてぇな匂いだな」
 月光を浴び、とろりと飴色をしたそれを口に含んだ政宗が
「…………悪くねぇ」
 くい、と一気に飲み干した。
「ふぅ」
 濡れた唇が艶やかに光るのに、男たちが喉を鳴らす。それに怪訝そうに目を細めながら政宗が杯を出せば、男は注ぎ
「まだ、たっぷりとありますぜ、筆頭」
 杯を重ねるように、勧めた。
「Ah――こいつぁ、クセになりそうな味だ」
 勧められるままに呑み続けた政宗の目が、うるみ始める。飲んだ後に吐き出される息が悩ましくなりはじめ
「酔いが、まわってきたみてぇだ」
 襟元を緩めた姿に、男たちは色めきたった。
「は、ぁ……」
 苦しそうに眉根を寄せた政宗に
「筆頭。飲みすぎで苦しいんなら、さすりましょうか」
 一人の男が言いだして
「Ah……頼む」
 けだるそうに、政宗が答えた。荒くなりそうな鼻息を堪えつつ、背後に回った男が政宗の白くなよやかなうなじに胸を高鳴らせつつ、そっと背中をさする。
「ふ、ぅ……」
 気持ちよさそうに目を細める政宗に
「筆頭、このへんをさすっても、気持ちが良いはずです」
 別の男が手を伸ばし、鎖骨の下をさすりだした。
「は、ぁ……ん、気持ちいい」
 半ば目を閉じかけた政宗の姿に
「なら俺は、足を按摩します」
「俺は腕を」
 男たちは次々と政宗に触れ、肌をさすりだした。
「ぁ、は……」
 さすられるごとに、政宗の白い肌に朱色が昇る。それに期待を込めつつ胸元をさすっていた男の手が
「ぁ――んっ」
 政宗の乳首に触れれば、鼻にかかった声が漏れた。その瞬間、男たちの期待は頂点に達した。
「筆頭、なんか妙にシコッてますけど」
「んっ、ぁ……も、いい。ソコは」
「遠慮しねぇで、まかせてくださいって」
「違ッ、ぁ、遠慮じゃ……ッ、は、ぁ、ああ」
 つまみ、くりくりと捏ねれば政宗はあられもない声を、抑えることもせずに放つ。それに鼻息を荒くした他の男たちが
「帯とか、窮屈なんじゃないスかね」
「下帯だって、緩めたほうが楽だと思いやすぜ」
「やめっ、ぁ、あぅうっ」
 政宗を覆う布の全てを取り去り、月光の下に薄桃に染まった政宗の肌を見て
「やべぇ」
 全身に性欲をみなぎらせた。
「ぁ、あぁ、も、ぁ、乳首ぃ、やめ、ぁ、あ」
 太ももをわななかせる政宗の手が、力なく胸をいじくる男の腕を掴む。睫毛を震わせてあえぐ姿に
「指じゃ、イヤなんスねっ」
 肌に唇を寄せ、乳首に吸い付いた。
「ぁ、あううっ、違、ぁ、あう」
「ずりぃ!」
 すぐさま別の男が、もう片方の乳首を吸い始めた。
「はっ、ぁんっ、ぁ、ああっ、そんっ、ぁ、強く吸ったら、吸っ、ぁあ」
 政宗の声には、淫蕩の喜びだけが滲んでいる。
「やべぇ、俺、我慢できねぇっ」
 眺めていた男が自分を取り出し扱き出せば、他の男も同じように政宗に向けて扱きあげ
「ああっ――」
 彼の体に欲を吹き付けた。
「ぁ、はぁあうぅ」
 その香りに、とろりと目を濁らせた政宗が
「ぁ、俺も……ッ、イきてぇ」
 うわごとのように言い
「まかせてくだせぇ、筆頭!」
 答えた男が、政宗の陰茎に、むしゃぶりついた。
「ぁはぁああっ、ぁ、あ、そんっ、ぁ、ひ、ぁん」
 弱いところを全てしゃぶられ、首を振りながら身をくねらせる政宗の姿に、再び湧き上がった子種を扱いてぶっかける。そのたびに政宗の顔は淫蕩に溺れてゆき
「はぁ、あんっ、ぁあっ、熱いッ、ぁ、もっと、ぁ、あ」
 乱してくれと、言いだした。
「存分に、気持ちよくさせてさしあげますぜ!」
 胸を叩いて請け負った男たちが
「なあ、おい」
 顔を寄せ合い
「この酒をさ、尻や魔羅に注いだら、どうなっちまうんだろうな」
 一人の男が言いだした言葉に、そろってゴクリと喉を鳴らした。
「して、みるか」
「ここまでくれば、なぁ」
「だよなぁ」
「せっかくだし、な」
 もどかしさに、自ら足を開いて腰を突き出す政宗を見て
「なら、俺は口で含んで魔羅に注ぐ」
「残った酒は、直接ヒョウタンの口を菊の座にあてがって流せば、いいよな」
「ぁ、んっ、ぁ、もっと、ぁ――violate me!」
 男たちが相談のために手を止めたことに、肌が泡立って仕方のない政宗は自らの手で乳首を捏ね、陰茎をしごきだした。
「筆頭も、こんなに求めてるんだし、な」
「ああ、そうだな」
 酒を口に含んだ男が、まずは政宗を扱いて
「はっ、ぁ、あああああ――!」
 絶頂を迎えさせ、すぐさま口をつけて精の道に酒を注ぎいれる。
「ふ、ぅあぁあ、ぁ、あうう」
「筆頭、こっちのクチでも、たっぷり飲んでくだせぇよ」
「ぁ、何――ひ、ぃんっ」
 陰茎に注いだ酒がこぼれ出ないように、手近な草を使って鈴口をふさぎ、四つん這いにして尻を開き
「たっぷりと、どうぞ」
「ひゃ、ぁあううんっ」
 菊の座へヒョウタンの口を突っ込み、そそぎこんだ。
「ぁ、あはぁううんっ、ぁ、ど、どぷどぷぅ、ぁ、入って、はいっ、ぁ、ああっ、溢れるッ、ぁううっ」
「こぼさずに、飲み干してくださいよ」
「ぁ、無理ィ、あぁあっ」
 注ぎ終えると指を入れ、そこを解しだした。
「ああ、筆頭――酒で肉は柔らかくなるって言いますけど、筆頭のココ……酒が染み込んだからか、こんなに広がって真っ赤な内側が丸見えですぜ」
「や、ぁ、あ広げるなぁ、ぁ、ひっ、ひんっ」
「ひくひくして、物欲しそうで……ああ、もう、たまんねぇッ」
「ひぐっ、ぁ、あぁああああッ」
 政宗の内壁を解し、うっとりとつぶやいていた男がズプリと猛る牡を差し込み、むちゃくちゃに内壁を打ち出した。
「ァ、あぁあっ、はげしっ、ぃあっ、あ――奥っ、おくぅうっ、あ、もっと、ぁあ、いいっ、いいぁああっ」
 突き立てられ、嫌がるどころか自ら腰を使って咆える政宗に
「筆頭……手で、俺のを擦ってくれませんかねぇ」
「ぁ、んっ、んんっ」
 乞いに、政宗の手が伸びて陰茎を掴み擦り始める。
「ああ、やべぇ――筆頭の顔に、ぶっかけてぇ」
「はっ、ぁ、んっ、牡臭ぇ、ぁあっ、もっと、ぁ、あっ、あ、あぁああああッ!」
 体中に子種を浴び、体内に注ぎ込まれながら吹き上げた政宗は、痙攣をしながら
「ひっ、ひぃ、んっ、ぁ、止まらねぇ、ぁ、子種ぇ、びゅうびゅう、ぁ、出てッ、止まらねぇ、ぁひっ、きもちぃ、ぁあっ」
 焦点の合わぬ目で、笑みにも似た形に唇をゆがめ、男たちを求めた。
「筆頭、ナカ、すげぇ絡み付いて……気持ち良いんスね」
「は、ぁあっ、いいっ、ぁあ、もっと、ぁ、奥っ、突いてッ、ぁ、あああ」
「乳首も、こんな硬くして――絞ったら乳が出そうなくらいに張ってますぜ」
「ぁああんっ、もげるっ、ぁあ、そんっ、ひっ、捩じったらぁあ……ぁひっ、きもち、ひぃいっ」
「ビックンビックン震えて、犬が喜んでしっぽ振るみてぇに、魔羅がよだれ垂らしながら脈打ってますぜ」
「ぁああっ、魔羅ぁ、いいっ、きもちぃあぁああっ」
 高らかに嬌声を上げる政宗の様子に、何事かと集まってきた伊達軍兵士たちが
「ずりぃ、筆頭――俺も!」
 次々に服を脱ぎ、政宗に挑みかかる。
「はぁああんっ、牡臭ぇ……濃いのォ、ぁ、もっと、ぁ、ひっ、ぁあ、も、ケツからぁふれて、はっ、ぁあっ、んじゅっ、はむぅ、んっ、おいしっ、ぁあ、子種ぇ、もっとぉお」
 乱れきり、求め、肉林の中で身を躍らせた独眼竜は
「はぁ、もぉ、クセになっちま、ぁ、ああんっ」
 自軍の兵士たちに弄られ、労わりながらの調教に従い、一隊を腰砕けにさせるほどの慰安大名としても、名をはせる事となる。
「はぁああんっ、ぁあ、もっとぉ、ぁ、いぃっ、いぃいいいっ!」
 愛の蜜――次に手にする軍勢は…………

2012/09/05



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