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※添削前の、漫画で言うネーム状態のサンプルです。発行時は、表現の変化や誤字脱字チェックなどが入ります。
※サイト掲載用の改行ではなく、製本時の改行で掲載していますので、読みづらさがあるかと存じます。
鬼姦-寄生-(仮タイトル/搾乳注意)

 寄生――共生の一種であり、ある生物が他の生物から栄養やサービスを持続的かつ一方的に収奪する場合を指す言葉である。収奪される側は宿主と呼ばれる。寄生者は必ずしも栄養などを収奪するだけの存在ではなく、宿主に働きかけて特殊な行動を取らせたり、体を作り変えるという例がある。

 ごうごうと風が吹き荒れ、波が船を横から殴りつつ甲板へと侵入してくる。
「そっち、縄で縛り終えたんなら、早く船内に戻れ!」
「兄貴も、早く中に!」
 波の音にかき消されぬように、喉を枯らし声を振り絞って、長曾我部元親以下の海の男たちは嵐に立ち向かっていた。
 海水と雨で滑る甲板を走り船内に入った元親を、部下の屈強な男たちが取り囲み、手ぬぐいを渡す。それを受けとり体を拭いながら、元親は傍にいた男に声をかけた。
「一人も、欠けてねぇな」
「もちろんですぜ、兄貴。全員、無事でいます。体が冷えちまったでしょう。こんなに揺れてるんじゃあ燗を付けるこたぁできませんが、酒を用意しますんで干し肉と一緒に食らって、腹の中からあたたまりやしょうぜ」
「ああ、そうだな。嵐を抜けるまでは、どうにもこうにも出来やしねぇからな。――しかし、妙な雲だったぜ。ぽっかりと小さな灰雲だったのに、あっというまに広がって船上の空を飲み込んじまった」
「まるで、妖怪か何かの仕業みてぇですよね」
 言った男が、ぶるりと身震いをする。
「なんだよ、彦佐。テメェ怖いのか」
「怖いんじゃねぇよ。濡れたんで、寒気がしただけだ」
「いや、本当に妖怪の仕業かもしれねぇぜ。海には船を招く妖怪がいて、嵐を起して自分らの住処に連れて行くってぇのを、俺ぁ爺さんから聞いたことがある」
 彦佐の言葉をからかう男の横で、別の男が真剣な顔をした。ごくり、と他の男たちが喉を鳴らす。
「おいおいおいおい。この船の主は誰だか、言ってみな」
 そこに、呆れと笑みを含めた声で元親が言った。
「そりゃあ、兄貴に決まってるじゃないっスか」
「西海の鬼、長曾我部元親の兄貴しかいねぇでしょ」
 その返答に、元親がニヤリとして隆々とした筋肉を誇るように、胸を反らした。
「そうだ。この西海の鬼が乗っている船なんだからよ、妖怪なんざぁ怖がる必要なんか、ねぇだろう」
 その言葉に、男たちが顔を輝かせた。 「そ、そうっすよね!」
「この嵐が、たとえ妖怪のしわざだったとしても、こっちには鬼の兄貴がついてんだから、何も怖いことなんかねぇよな!」
 そんな声があちこちから上がり、やがてそれは海のうねりに負けぬほどの「兄貴コール」となった。
「兄貴、兄貴、兄貴、兄貴、兄貴、兄貴」
「よぉっし、オメェら! こんな嵐になんぞビビッてねぇって、妖怪に知らしめるぐれぇ、陽気な酒宴を開こうじゃねぇか」
「兄貴―っ!」
 こうして、船内の面々は荒れ狂う波に翻弄される船内で、揺れてぶつかり転がりつつも、派手な酒宴を開いて過ごすこととなった。

---------中略----------

  張っていた胸を揉みほぐすようにされ、按摩の痛みが胸に走る。胸の中心がムズムズとしはじめ、胸を探っていた男が強く絞るように胸筋を押し上げながら乳首をひねりあげた。
「ひっ、い――えっ、あ、ぁあ、なんでっ」
  その瞬間、顎をのけぞらせた元親は胸の張りがほぐれていく心地と共に、何やら懐かしい香りが放たれたことに気付き、自分の胸を見下ろして驚愕した。自らの乳首から、乳白色の液体が吹き出ている。
「おお、まさしくヒタの力を受け止めた証! 早く、病の者をここへ」
  男たちが、赤子のようになってしまった者を二人抱えて元親の前に運び、その頭を元親の胸に押し付けた。
「んっ、ぅ……」
  赤子のようになってしまった男たちは、すぐに元親の乳に吸い付いた。懸命に吸う男たちを助けるように、背後の男が胸を揉む。
「っ、く、ぅ……ふ、ぅう」
  強く激しく胸を吸われ、胸の張りが収まっていく。そのまま歯を食いしばって堪えていれば、乳を吸っていた男が胸から顔を離し、不機嫌に唸りだした。もう片方の男も、同じように唸りだす。
  「えっ、な、何だよ」
  今にも泣きだしそうにグズりはじめた男たちに戸惑うと、運んできた男らは元親の前から病の男を引き離し、儀式を行っていた男たちが元親をうつぶせに倒した。
  「乳が出ぬようになったから、グズりだしたのよ。満足するまで乳を飲ませてやらねば、治らぬ」
「そんなことを言われても、男の俺が乳を出せるようになったなんざ信じられねェんだぜ。どういう原理で、こんなことになっちまってんのかもわかんねぇのに、もっと乳を出せって言われても困る」
  ヌイの言葉に元親が答えれば、問題は無いとヌイは目を細める。
「出るようにする方法なら、ある。モトチカが深くヒタと交われば良い」
「交わるつったって、またあの実を食えってことか……っ、な、なななな何っ、何処触って――〜〜〜〜っ!」
  声にならない声を発して息をのんだ元親の尻の肉を割り広げ、儀式の化粧を施した男たちがヒタの樹液をそこに垂らし、小さなすぼまりを撫ではじめた。
「ヒタと交わるための準備を、施そう」
「うえぇっ、ちょ、まてっ――まさか、ちょっ、おいっ、ぅうっ」
 ずむり、と男の節くれだった指を体内に感じ、元親が呻いた。指は樹液を内壁に染み込ませるように、奥へと流し込むように抜き差しを繰り返す。不快であったものがじわじわとした快楽を生みはじめ、元親の牡を震わせた。
「ぁ、く、ぅう」
「我慢をせずとも、声を出してしまったほうが楽となろう」
 ヌイの言葉に歯を食いしばり、元親は声を抑える。指の本数が増え、その動きがさまざまであることに、元親は複数人の指を食まされているのだと知った。
(こんな、こんなふうに……されちまうなんて)
 屈辱よりも、快楽からくる羞恥が元親の胸を締めていた。その羞恥が静かに自分を見守っている男たちの視線に、ヌイの冷静な様子に増幅されて、さらに快楽を立ち上らせる。
「ひぃっ」
 必死にこらえていた元親の意志をあっけなく砕くほどの快楽が、唐突に与えられた。男たちの指に赤く熟れた媚肉の一か所を強く掻かれ、腰が浮くほどの激しい甘さが意識を貫く。
「ぁ、は、ぁあっ、そこっ、ぁ、あはぁああっ、やっ、ぁああう」
 元親の様子に男たちの指は代わる代わるソコを責め立て、快楽の朱で元親の肌を隅々まで染めていく。ぶるぶると震える元親の牡からトロリと欲液が零れて祭壇を濡らした。
「ひっ、ぃ、ぃいぁううう」
 男の一人が、細い蔓を元親の牡の括れに絡めて縛り、袋を揉み始めた。
「はひっ、はひゅっ、ぁ、あは、ぁああうっ、や、ぁあ」
 縛られた牡がのた打ち回る。そのまま快楽のツボを集中的に攻められ続けた元親は、目の前に雷が落ちたような衝撃を感じた。
「ぁひぃいいいいっ!」
 縛られたまま背を反らせるだけ反らせた元親の目から涙があふれ、唇からは飲み込めなかった唾液がこぼれている。その顔が、吐精後の恍惚に彩られているのを満足げに見たヌイは、男たちに命じて淡く震える元親を抱き起させ、ヒタの根元に運ばせた。
「はひっ、はっ、ぁ、ああう」
 縛られたままの元親の牡は、架空の吐精に張りつめおののいている。それを、ヌイがさらりと撫でた。
「はふぅ、ん」
 心地よさそうに、元親が啼く。
「立派なものよの。ヒタに、負けるとも劣らぬ」
 ゆっくりと呼気を戻した元親が濡れた目で問うのに、ヌイがヒタの幹を指し示した。そこには、そそり立つ牡と同じぐらいの大きさの枝が生えていた。表皮はごつごつとした樹皮に覆われており、ぬらぬらと光っている。
「あのように、ヒタが樹液をあふれさせている。モトチカを気に入ったのだろう」
 ヌイの言葉を受けて、儀式の男たちが元親を抱え上げた。
「えっ……も、もしかして、ヒタと交わるっつうのは、あの上に俺を下すってぇんじゃあ無ぇよなぁ」
 頬を引きつらせる元親に、ヌイがにっこりとした。ひっと喉を鳴らした元親が逃れようとする前に、男たちが素早く元親の内壁にヒタの枝をうずめた。
「ぁおおおっ!」
 ごり、と荒々しい木肌が元親の内壁を圧迫し、擦りあげる。それが泣き所を抉った瞬間に、元親の脳裏に火花が散り、理性を焼切った。
「は、ぁはぁううっ」
 男たちが元親の体を抱え上下に揺さぶるたびに、樹液を飲むように元親の秘孔が蠢き木肌が媚肉を抉る。縛られたままの元親の欲が跳ねて震え、胸筋が膨らみ始めた。
「ご、ごりごりぃ、ぁあっ、ナカぁ……ごりごりしてっ、は、はひっ、きもちぃ、ぁあっ」
 うわごとのように呟き始めた元親に目を細め、儀式の男たちが胸を揉み乳首をひねれば、勢いよく乳が噴き出す。それを見止めた男たちは、病の男を元親の胸に近づけ乳を吸わせた。
「ぁひっ、は、ぁあぅっ、おっぱい、ぁあ、でるぅ、でるぅうっ、吸われて、はぁああ」

---------続く----------

 




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