とある海辺のとある岩場に、温泉が湧いておりました。西海の鬼と称する長曾我部元親は、船旅の疲れを癒すために、海を眺めながらゆったりと過ごせる湯に、たくましい体を沈めて、青々としたどこまでも続く空を、のんびりとした心地で眺めておりました。 するとそこに、近場の猟師たちでありましょうか。大勢の男たちが、わらわらと現れ岩場の影から元親の様子を眺めています。それに気付いた元親は、彼らを驚かせぬよう、誰もいないことで外していた紫の眼帯を手にし、右目の傷跡を隠してから、彼らに顔を向けて歯を見せ、笑いました。「おう。そんなところで隠れてねぇで、一緒に入らねぇか?」 元親の笑みが、あまりに屈託が無いものだったので、隠れて見ていた男たちは、おそるおそる姿を現し近付いてまいりました。それを、ニコニコと元親は笑みで迎えます。「長曾我部の鬼様ってぇ、聞いておりますが。貴方様が、そうで間違いございませぬかぁ」 様子を伺う男たちを代表して、元親よりも十ばかり年上らしい、日に焼けて煤けた古木のようなこげ茶の肌をしている、たくましい男が問いました。「おう。西海の鬼、長曾我部元親たぁ、俺のことよ。だが、別にアンタらを取って食ったりはしねぇぜ。ここは、アンタらの村の湯だろう? 遠慮せずに、入れよ」 元親の言葉に、男たちは半信半疑で顔を見合わせます。身分制度の厳しいこの時代。元親のような領土を治める大名と、ただの漁村の者が共に湯に入るというのは、どうにも珍しい話でした。「アンタらの村のモンなんだから、遠慮をしなきゃいけねぇのは、むしろ俺の方だろう」 屈託の無い元親の笑みに、まだ幼さの残る、けれどよく日に焼けた者が着物も下帯も脱ぎ捨てて、えいやとばかりに湯に飛び込みました。「うわっ、ぷ。はっはぁ。元気がいいなぁ」 少年の所作に鷹揚な笑みを浮かべて腕を伸ばし、ぐりぐりと親しみを込めた乱暴さで、元親が頭を撫でます。その様子を見た漁村の男たちは頷きあい、着物を脱いで湯に入りました。漁村の男、全員がここに集まったのではないかと思うほどの多さに、岩に囲まれた湯壷は、大賑わいとなりました。「長曾我部様は、ほんに鬼のように大きな体をなされておいでですなぁ」 元親は感心したような声に、ぐいと盛り上がった胸筋を反らしました。「おう。これでも、荒くれ者を束ねる海の男だからな。通り名に恥じねぇ、立派なモンだろう」 元親は握りこぶしをつくり腕を曲げ、力瘤を作って見せます。その力強い盛り上がりに、猟師たちは感心したり、自分の力瘤を作って比べてみたりします。「んでも、元親様は肌が焼けておらんなぁ」 うんうんと頷く男たちの肌は、皆、一様に日に焼けて濃淡の差はあれど褐色です。けれど元親の肌は、透けるように白くなめらかな絹のようでした。「それに髪も、まるで銀のように色が無ぇ」 まだ下生えもそろっていないような者が、元親に手を伸ばして髪に触れました。不思議そうにする相手に、元親が受け入れる顔で好きにさせています。すると、好奇心の多い年頃の者たちが元親の傍に集まり、それぞれ手を伸ばして、元親にべたべたと触りはじめました。「すっげぇなぁ。オイラも、こんなふうにモリモリの筋肉に、なれっかなぁ」「真っ白で、餅みてぇにスベスベしてんなぁ。やっぱ鬼は、人とは違うから、焼けねぇのかな」「もっと、ガッチンガッチンに硬ぇのかと思ったけど、乳の筋肉は柔らかいんだなぁ」 そんなことを言いながら、幼さを残した者らが元親の筋肉を撫でさすります。盛り上がった胸筋を押したり掴んだり、腕をさすったり握ったり。憧れや感心を示す彼らに、元親は弟らをみるような目をしておりましたが、その中の一人がある場所を握ったとたんに、息を詰めました。「うっ」「やっぱ、鬼の珍宝はデッケェなぁ。これが勃ったら、とんでもねぇんだろうなぁ」「おっ、おい」 慌てる元親をよそに、思春期の者らが興味を示し、次々に手を伸ばし元親の下肢を掴み、湯を通して眺めます。「すっげぇ。俺のより、だんぜんデッケェ」「オイラも、こんぐれぇデカくなりてぇ」「っ、こら、オメェら、おいっ」 思春期の彼らは、元親の狼狽など意に介さず、元親のイチモツと自分のイチモツを握り比べています。中には、握るだけでなく擦ったり揉んだりする者も出てきて、元親は狼狽しました。だんだん、彼らの手によって刺激を受けたイチモツが、むくむくと育ち天を向いて行きます。それを止めたいのですが、あちらこちらから伸びて来る手を、ぶんなぐって離させるわけにもいきません。「すっげぇ。ヘソまで反りかえってら!」「湯の中だと、よく見えねぇよ」「いい加減にしねぇか、オメェら、おいっ!」 なんとかしろと、周囲で眺めている分別のつく年齢の男たちを見ますが、彼らはほほえましそうに、たわむれる彼らを見つめています。どうしたもんかと元親が困り果てているうちにも、元親の意思とは無関係なところで、イチモツはどんどん大きく育ちます。このままでは、イくところまでイッてしまうのではないかと、元親はあせりました。そこに、ふと元親の別の部分に気付いたものが声を上げました。「あれっ。乳首がなんか、さっきより尖ってんな」「あっ、ほんとだ! なんでだろ」「男でも、魔羅みたいに乳首も勃つらしいぜ」「へぇ〜」 元親の様子などを無視して、思春期の男らは楽しげにワイワイと、元親のイチモツだけでなく、胸乳までいじりはじめました。「んっ、ぁ、おいっ、こら」「女の胸は、もっと、やらけぇのかなぁ」「でも、こんぐらい硬いほうが、揉み応えがあって、いいよなぁ」「こんだけ膨らんでたら、乳が出るかもしんねぇな」 そう言うやいなや、男の一人が元親の乳首に吸いつきました。「んぁっ、おいこらっ」「あっ、俺もっ」「ひんっ、ぁ、やめろコラっ、ちょ、調子こきすぎだ、オメェらっ、ぁ、ああっ」 イチモツを無数の手に握られ、両の胸乳をいじくられ、わき腹をなでられ腕をさすられ、元親は肌をわななかせました。だんだんと快楽にうわずりはじめた元親の様子に、ほほえましく眺めていた男たちが、ごくりと喉を鳴らします。「おおっ。やべぇ。俺、でっかくなっちまった」「オイラも」 思春期の男たちは、てらいもなく勃起したイチモツを見せあいます。「ほらほら、元親様。俺の魔羅も、ちょっとしたモンでしょう」「オイラのだって、負けてねぇぜ」 ずいずいと、男らが元親の眼前に、たくましくそそりたった自分のモノを見せてきます。俺も俺もと顔に牡を付きつけられて、迫るそれに、視覚から刺激をされた元親のイチモツが、湯の中で先走りをくゆらせはじめました。「おい、いいかげんに……んぐっ」 やめろと言いかけた元親の口に、行き追い余って押し付けすぎた男のモノが、入ってしまいました。「うわっ、すげぇ。口ん中、ぬるぬるであったかくて、気持ちいい」「えっ。ずりぃぞ、オマエだけ!」「俺も、俺もっ」「んぐぅうっ、んぁぶっ」 元親の口に、入りきらないほどの牡が押し込まれます。もがく元親の体を、眺めていた男たちが近付き腕を伸ばし、湯から持ち上げ岩場に寝かせました。他の男たちが、元親を囲むように湯から上がります。どの男の魔羅も、はちきれそうにたぎっていました。「ああっ、俺、もう、もうガマンならねぇっ」 そんな声がしたかと思うと、元親の肌に牡臭い液体が降り注ぎました。それを合図としたように、牡臭い液が次々と顔と言わず胸と言わず、体中に放たれます。それどころか、口の中に押し込められた牡も、震えながら子種を吐き出しました。「んぐっ、んぶぅうっ、げほっ、がはっ、は、も、いい加減に」 数本の牡から子種を口内に注がれて、元親がむせながら文句を言いかけます。「も、やめ、んぐぉおっ」 けれど、言い終わる前に別の牡が、口に押し込まれてしまいました。頭を掴まれ口内を牡でかき回されて、息苦しさに元親は涙目になります。そんな元親を見て、分別くさい男が言いました。「こらこら。オマエらばかり、しゃぶってもらっちゃあ悪いだろう。こちらも、しゃぶって心地よくさせてあげなきゃだぞ」 下肢にぬるりとした感触を覚えて、元親は絶頂に近い牡への刺激に、腰を震わせました。「んふぅうっ、んふっ、ふ、ぁおふっ、ぉはぁんじゅっ、ふうう」 無数の舌が、元親の牡を舐めしゃぶります。その心地よさに、元親はめまいをおぼえました。「んぐっ、んふぅうっ、んぶっ、んはぁああっ」 心地よさに仰け反った元親の口から、はじける寸前の牡が飛び出して頬を打ちました。びゅるびゅると、元親の顔に子種が撒き散らされます。それに感化されるように、元親の胸に腹に子種が降り注ぎ、元親の体は無数の男の子種で、ぬるぬると白く光りました。それを手のひらで塗り広げながら、男たちは元親の盛り上がった胸を揉み、乳首を捏ね、わき腹をなでてヘソを探り、腹筋の筋に指を這わせて内腿に吸い付き、足の指まで舐りつくします。「はんっ、はんぁおおっ、ぁ、はぁあ」「さすが西海の鬼と言われる、元親様だぁ。魔羅から溢れる子種の、濃いこと」 あふれる先走りを、無数の舌に舐め取られる心地よさに、元親は身悶えました。「ふぐりも、立派に膨らんで旨そうだぁ」「ひっ、ひんぁああっ、はっ、ぁふぅうううっ」 ぱくりと蜜嚢を食べられて、元親は腰を突き上げ、子種を吹き上げてしまいました。「おおっ! 鯨みてぇに、見事な子種吹きだなぁあ!」「もう一回、見せてもらおうぜぇ」 男たちが元親の肌にかけた、誰のモノともわからなくなった子種を指ですくい、元親の足を高々と持ち上げて広げ、尻肉を割り開き、鬼孔に指を押し込みはじめます。「はぎっ、ぁはぁあううぅ、ソコッ、ぁ、ソコはぁああっ」 まさか、そのような場所を指でほじくられるとは思わず、元親は目を見開いて逃れようと身をよじります。ですが、多勢に無勢の上、快楽に弛緩していては力が入りません。力を込めようとした矢先から、無数の手や舌が与えてくる快楽に邪魔をされ、込めようとした力が、たわいもなく霧散してしまいます。「ひんっ、ひっ、はぁああうっ」「ああ、すげぇ。長曾我部様の汗の匂い、たまんねぇ」「ばっか。こんだけ子種まみれになってんだ。汗の匂いなんてわかるかよぉ」「乳の揉み心地、くせになっちまいそうだぜ。たくましい谷間に、魔羅はさんでコスれるって、すっげぇよな」 そんな声を聞きながら、元親は体中を好きにされ続けます。秘孔をほじる指の本数はどんどん増えて、元親の媚肉が猥らに熟れてしまいました。「ああ、ここに突っ込んだら、相当に気持ちよさそうだなぁ」「この、引き締まった尻、たまんねぇなぁ」「もう大丈夫だろう。俺が一番乗り、させてもらうぜっ」 そんな声が聞こえたかと思うと、元親は目の前で火花が散るような衝撃に見舞われました。「はぎっ、ぃあはぁああっ」「うおっ、すっげぇ。きゅうきゅうに締め付けて、たまんねぇ」 男が、心地よさそうに叫びます。「ぁ、う、うそだろぉおっ、ひっ、やめぁ、あひぃ」 ガツガツと容赦なく突き上げられて、元親は牡を突っ込まれ、犯されているのだと気付きました。けれど、どうしようもありません。しっかりと腰を掴まれ貫かれているだけでなく、体中を無数の男たちの手と舌が、元親を捕らえて愛撫し続けているのですから。「ひんっ、ひぃいっ、やめぁ、あっ、は、ひううっ」 そして困った事に、元親は乱され貫かれることに、快楽を見出してしまっていたのです。揺さぶられるたびに揺れる元親のイチモツは、嬉しそうに先走りを撒き散らしていました。「くっ、もう、限界だっ!」 そんな声と共に、元親の体内に怒涛の熱が押し寄せました。「はひぃいいっ」 その熱に促され、元親の魔羅から子種が吹きあがります。「はぁっ、はっ、はぁあ」 ビクビクと痙攣しながら残滓をこぼす元親の中から、放ち終えたイチモツが抜け出ます。それが全て抜け出た事に、ほっと元親が胸をなでおろした瞬間、元親は別の牡に貫かれました。「がっ、ぁあひぁはおおおっ」 今度の魔羅は、先ほどのモノよりも細身ですが、反りが大きく内壁を抉ってきます。「ひぅうっ、やめっ、ぁはぁ、ぁ、おぐっ」 余韻に浸る間もなく突き上げられ、叫ぶ元親の顎が掴まれて、口内にも牡を突き立てられました。上からも下からも突き上げられ、足指も手指も脇も胸もしゃぶられて、元親は激しすぎる快楽に涙を流して身もだえ震えます。「はあっ、すっげぇ。温泉よりも、ずっとあたたまるなぁ!」 元親を穿つ男が、そんなことを言いながら元親の中に子種を放ちます。「んぶっ、んはぁあっ、ひぐっ、おふぅうっ」 それを受け止め終え、魔羅が抜けたかと思えば、また別のイチモツが突き立てられました。「ひはぁおぐぅうっ、はぁおふっ、んひぃいいい」 仰向けで、四つんばいで、座位で、逆立ちのように足を抱え上げられて。さまざまな体位で、元親は男たちの魔羅に貫かれ、肉壁を擦られ子種を注がれ続けます。放ちすぎた元親の牡は、とうとう子種ではないものまで垂れ流してしまいました。「はひぃいい、もぉ、あ、らめぁ、枯れるっ、枯れちまうからぁああ」「もう、子種じゃねぇのが出てますぜ、長曾我部様」「鬼が、こんぐれぇで音を上げたり、しねぇでしょう。俺らをたばかっちゃ、いけませんよ」 男たちは、元親の涙の懇願が本気であるとは思わずに、自分たちの牡が凝るにまかせて、子種を彼に注ぎ続けます。飲まされかき回され続けた元親の秘孔からは、泡となった子種が吹きこぼれていました。「ぁひぃい、もぉ、飲めねぇっ、もぉらめぁ、こわれりゅっ、こわれちまぁうううっ」 元親の叫びは潮騒と混ざり合い、岩場に響き渡ります。「これほどにたくましく、美しい鬼ならば、村の男たちが枯れるまで致しても、余裕だろうなぁあ!」「まだまだ、これほどに飲まされておるというのに、こんなに締め付けて。尻のえくぼもしっかり出ておられるなぁ」「やはり、鍛え方が違うのだろうなぁ」「オイラ、悶える元親様を見ていたら、また……」「これも、もてなしの一種じゃて、ぞんぶんに心地よくしてさしあげようのう」「長い船旅で、ずいぶんと溜まっておられたのかもしれんなぁ。ほれ、また魔羅が立派に凝って」「食欲、睡眠欲とならび、性欲もまた動物の本能。人も動物ならば、当たり前だからなぁ」「元親様を満足させられるよう、はりきって魔羅をおっ勃てねぇとなぁ」 あっはっはと朗らかな笑いに包まれた元親も、いつしか淫蕩の恍惚に笑みを浮かべ、だらしなく舌をのぞかせて快楽の声を惜しみなく上げるようになりました。「はひぃいっ、らめぁ、もぉ、きもちい、ぁはぁあ、ケツ、きもちいぃいい」 自ら腰を振りたて、盛り上がった胸筋を両脇から押し上げ強調し、舌を伸ばして生命力溢れる牡をしゃぶる元親に、男たちの魔羅はそそり立ち、元親の肌身も意識もとろかし続けました、とさ。 とっぺんぱらりのぷぅ。2014/01/24